げんこうりょうといんぜい

原稿料と印税

個人差はありますが、小説家の仕事はさまざまです。単行本の書き下ろし。連載小説。短編小説。コラム・エッセイ。取材・インタビュー。テレビやラジオなどのコメンテーター。座談会・講演。

そんな小説家の主な収入には、印税と原稿料があります。

原稿料

原稿料とは、原稿を書いた収入のことです。小説は400字詰め原稿用紙1枚につき計算され、コラムやエッセイは一本いくらで計算されます。

小説の原稿料は1枚につき、3,000円〜60,000円など、実にさまざまです。

原稿料の開きは、新聞・週刊誌・月刊誌・一般雑誌・小説雑誌などの掲載紙の違いや、小説家の知名度によって変わります。

小説家をたのしくめざすリンク集_原稿用紙と資料

同じ掲載祇でも、無名の新人が書いた原稿料と、有名な小説家が書いた原稿料では、桁の1つ違いなんて珍しくありません。

印税

印税とは、著作権使用料です。本を出版するために、出版社が著作者に支払います。

単行本の定価の10パーセントが、印税分に割り当てられる場合が多いです。出版部数に応じて、印税は支払われます。

出版物が売れようが売れまいが、著者が受け取る印税は変わりません。

小説家をたのしくめざすリンク集_お札の束

本が始めて出版されることを初版といい、次に出版されることを2版といいます。版が増えるその度に、印税は支払われるのです。

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