イメージ画像・ワインと本

選考について

新人賞に応募した作品が、厳しい審査によって最後まで残ることができれば、プロデビューに一歩、近付いたことになります。

長い・短い選考期間

新人賞に作品を応募すると、審査期間が待っています。

それぞれの文学賞により審査期間に違いはありますが、基本的に入賞が決まるまでには、応募の締切日から6ヶ月間は待たなければなりません。

イラスト・カレンダー

その期間には短くて4ヶ月間が、長くて10ヶ月間があります。

入賞が決まるまで

新人賞に作品を応募すると、一次・二次・最終という流れで、計3回の選考が行われます。中には、三次選考が入る場合もあります。

最終選考では、選考委員によって、入賞する作品が決まるのです。

厳しい審査の中から、最後まで残される作品の数は、5〜6篇です。

イラスト・正賞

応募総数は200篇から1,000篇までさまざまですが、最終的に大賞として選ばれる小説新人賞は、その中から一篇なのです。準入賞や佳作をふくめても、3〜4篇となります。

応募作品の審査をする人々

一次・二次選考では、業界関係者が審査にあたっています。

あまり世に知られていない作家や評論家・元もしくは現職の編集者・新人賞を担当している編集部・業界関係者の知人など。

特に、一次選考を担当する人々を、業界では 「下読み」 と呼んでいます。下読みは、一人当たり50篇から100篇の作品を担当し、その中から一次選考 (時に二次) を通過する作品を選び出すのです。

最終選考では、新人賞の応募要項のとおりに、有名な作家や評論家が審査を行っています。

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